サウジアラビアのエネルギー省は国営石油会社サウジアラムコに対し、6月に日量100万バレルの追加減産実施を指示したと報じられ、NY原油先物は23.67ドルから25.68ドルまで上昇した。5月から石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国が日量970万バレルの減産に踏み切ったが新型ウイルスパンデミックによる世界経済の悪化で需要も鈍化しており、価格の上昇には不十分との見方が背景にあるようだ。

NY外為市場ではカナダドル買いが優勢となった。カナダ円は76円57銭から76円89銭まで上昇した。ドル・カナダは1.0410カナダドルから1.3974カナダドルまで下落もドル高の動きに底堅い展開となった。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:加ドル高、原油高に連れ、サウジが追加減産