11日の日経平均は3営業日続伸した。ザラ場高値と終値は4月30日に付けたコロナ暴落後最高値を更新した。ローソク足は上ヒゲがやや長かったものの3本連続陽線を示現。
ザラ場安値は5日線上をキープして短期的な買い気の強まりを窺わせた。一目均衡表は
終値の雲上限突破で3役好転が完成。転換線と基準線が横ばいから上向きに変化して上昇圧力の高まりを示している。ボリンジャーバンドでは終値が+2σ直下に位置しているほか、RSI(14日ベース)は58.55%と中立圏内にとどまり、上値余地の大きさを示している。今後は+2σ付近での上値拡張トレンドの継続が期待され、下降する75日線
(本日大引けで20782.73円)が短期的な上値目標として意識されよう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日続伸、コロナ後高値で均衡表は3役好転