8日の日経平均は大幅続伸した。ローソク足は上ヒゲのない陽の大引け坊主を示現して強い買い圧力を示した。終値は心理的な節目の2万円を回復して上向きの5日線上に復帰したほか、週末終値は2月第2週以来の13週線超えを達成。日足ベースの一目均衡表では終値が雲上限に接近し、3役好転を窺う形状で引けた。RSI(14日ベース)が61.98%と中立圏上限の60%を突破したほか、ボリンジャーバンドでは+1σと+2σの中間付近で終了。来週は過熱圏入りの目安となるRSI80%ラインやボリンジャーバンドの+2σを目指して株価回復が進む展開を期待できよう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:大幅続伸、2万円回復し「陽の大引け坊主」