米国の2月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数は前年比+3.47%となった。伸びは予想+3.19%を上回り2018年12月来で最大と、新型ウイルス危機前は住宅市場が堅調に推移していたことがうかがえる。

事前に米商務省が発表した3月卸売在庫は前月比‐1.0%となった。3カ月連続のマイナスで予想−0.4%も下回った。3月前渡し商品貿易収支は‐642億ドル。赤字幅は縮小予想に反して、2月599億ドルから拡大した。

米10年債利回りは0.65%から0.64%まで低下。ドルも引き続き軟調に推移した。ドル・円は106円72銭から106円58銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0888ドルから1.0862ドルまで下落した。
【経済指標】
・米・3月卸売在庫:前月比‐1.0%(予想:−0.4%、2月‐0.6←‐0.7%)
・米・3月前渡し商品貿易収支:‐642億ドル(予想:−550億ドル、2月‐599億ドル)
・米・2月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+3.47%(予想:+3.19%、1
月:+3.12%←+3.08%)




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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米2月S&P住宅価格指数/3月卸売在庫/3月前渡し商品貿易収支