17日午前の東京市場でドル・円は107円60銭台で推移。午前11時発表された中国の1-3月期国内総生産(GDP)は前年比−6.8%で市場予想の同比-6.0%程度を下回ったが、4月以降の景気回復への期待が浮上しており、リスク回避的なドル売りは増えていないようだ。日経平均は480円高で推移しており、株高は維持されていることから、ドル・円は107円台半ば近辺で下げ渋る展開になるとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円65銭から108円08銭、ユーロ・円は116円92銭から117円41銭、ユーロ・ドルは1.0836ドルから1.0879ドル。

■今後のポイント
・中国経済の回復期待
・米国の無制限量的緩和
・主要国の財政出動期待

・NY原油先物(時間外取引):高値26.64ドル 安値26.10ドル 直近値26.46ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は107円台半ば近辺で下げ渋る展開か