16日の日経平均は続落した。ローソク足は寄り引けほぼ同値で上下ともヒゲの短い十字線に似た形状で終了し、短期的な強弱感の対立を窺わせた。本日はマドを空けて下落し、ザラ場高値は再び下降に転じた5日線に届かなかった。ボリンジャーバンド(25日ベース)では+1σを下回って終了し、株価回復トレンドの終了を示唆している。ただ、パラボリックが買いサイン点灯を継続。一目均衡表では転換線が上向きをキープするとともに、明日17日終値が18559.63円を超えると遅行線が強気シグナル発生を再開するなど強気要因もあり、目先は方向感が定まりにくそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、「十字線」状で強弱対立