14日の日経平均は急反発した。コロナ暴落後の最高値だった3月25日ザラ場の19564.38円を終値で上回り、ローソク足は長い陽線を引いて買い気の強さを窺わせた。一目均衡表では転換線が上昇して基準線を上回り、3役逆転を解消した。遅行線の弱気シグナルは急速に縮小しており、日経平均が本日終値で横ばいを続ければ16日に強気シグナル発生再開となる。ボリンジャーバンドでは、終値が+1σを上放れてマイナス圏からの回復トレンド継続を確認する格好となり、今後は+2σ側へのシフトが予想される。RSI(14日ベース)は60.72%と中立圏上限のをわずかに上回る位置にあり、今後は80%
圏に向けたRSI上昇とともに日経平均が上値拡張する展開が期待できよう。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:急反発、コロナ暴落後高値抜き3役逆転解消