NY原油先物5月限は大幅反落(NYMEX原油5月限終値:22.76 ↓2.33)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-2.33ドルの1バレル=22.76ドルで取引を終えた。取引レンジは22.57ドル−28.36ドル。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成するOPECプラスは9日に行なわれたテレビ会議で、日量1000万バレルの減産を基本とする合意に達したとの見方が伝わった。

NY原油先物は一時28.36ドルまで買われたが、米国の減産は保証されていないことや、需要減少予測に見合った減産規模ではないとの見方が浮上したことから、利益確定を狙った売りが強まり、時間外取引で22.57ドルまで急落した。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:大幅反落で22.76ドル、米国の減産は保証されず