8日の米国市場ではNYダウが779.71ドル高の23443.57、ナスダック総合指数が203.64pt高の8090.90と急伸し、シカゴ日経225先物も大阪日中比225円高の19145円と値上がりした。9日早朝の為替は1ドル=108円80-90銭(昨日大引け時は108.86円付近)。本日の東京市場では、日経平均の高構成比銘柄としてファーストリテ<9983>の連騰が注目されるほか、米国株との連動性が高いソニー<6758>や任天堂<7974>、トヨタ<7203>といった大型輸出銘柄が騰勢を強めよう。また、原油相場の反転を手掛かりに国際帝石<1605>や三井物<8031>など原油関連株の値上がりが期待され、全般の地合い改善でKDDI<9433>には押し目買いが入ろう。新興市場では、テレワーク関連のサーバーワークス<4434>や直近上場のNexTone<7094>が賑わいを見せそうだ。一方、投資判断や目標株価の引き上げが観測されたヤクルト<2267>、コスモス薬品<3349>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ヤクルトやコスモス薬品に注目