TOCOM金 21年2月限・夜間取引終値:5735円(前日日中取引終値比↑44円)

・想定レンジ:5650円-5900円

8日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年2月限)は、上値は重いながらも堅調な展開が予想される。昨日の日中取引では、直近高値である5849円(3月25日)を一時更新したこともあり、目先の達成一服感からその後は伸び悩む展開となった。本日もやや上値の重い展開が予想されるが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた先行き不安感は依然として強く、安全資産としての機能を取り戻している金への買い意欲は強いとみられる。東京金先物はナイトセッションの間、小安く終わってはいるが、NY金先物が7年ぶりとなる高値更新を達成していることからも、金資産の底堅さが期待できよう。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金見通し:直近高値更新で一服感も、全般堅調