TOCOM金 21年2月限・日中取引終値:5555円(前日日中取引終値比↑123円)

・推移レンジ:5546-5585円

3日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年2月限)は前日日中取引の終値比では大きく上昇したが、本日の日中取引だけに限ってみれば狭いレンジでの小動きに留まった。前日の米国市場では、原油価格が急騰したことで主要株価指数が反発。一方、米国の週間新規失業保険申請件数が大幅に増加したことで先行き警戒感が高まり、久々に安全資産である金に資金が回帰、NY金先物は大きく上昇した。これを受けて東京金先物もナイトセッションの間に大きく上昇していた。このため、本日の日中取引の東京金先物は前日日中取引終値比では大きく上昇したが、ナイトセッション比では同終値を上回ることなく、こう着感の強い展開に留まった。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金概況:大きく上昇、安全資産である金に資金回帰の動き