2日の米国市場ではNYダウが469.33ドル高の21413.44、ナスダック総合指数が126.73pt高の7487.31、シカゴ日経225先物が大阪日中比220円高の18080円。3日早朝の為替は1ドル=107円80-90銭(昨日大引け時は107.28円付近)。本日の東京市場では、米原油先物の急騰を受けて国際帝石<1605>、JXTG<5020>の続伸が予想され、三菱商<8058>をはじめとする大手商社株も買いを集めよう。また、米株高と対ドルでの為替の円安で任天堂<7974>や東エレク<8035>の押し目買いも期待できるほか、昨日大幅安となったみずほFG<8411>など金融株もしっかりとした値動きが予想される。ただ、休日中の新型コロナウイルス感染者数の大幅増加や政府による緊急事態宣言が警戒されており、後場の上値は重くなりそうだ。新興市場では、昨日まで急騰してきたメドレー<4480>
やサイバーセキュリティクラウド<4493>などについて一旦利益確定売りが予想される。その他では、強気の投資判断が観測された九電工<1959>、イビデン<4062>、JMDC<
4483>、TDK<6762>、スタンレー電気<6923>、新光電工<6967>、京セラ<6971>、太陽誘電<6976>、村田製<6981>、市光工<7244>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:太陽誘電やJMDCに注目