31日の日経平均は続落した。終値は23日以来の5日線割れとなった。ローソク足は陰線を引いたが、下ヒゲは前日安値に届かず、弱地合いにあって下値での買い需要を確認した格好。5日線の上昇と25日線の下降がそれぞれ続いたほか、転換線が横ばいを保ち、目先のもみ合い継続を示唆している。25日線とのマイナス乖離率が2.81%と小さく、RSI(14日ベース)は45.37%に上昇して中立圏中央の50%に接近しており、今後は売り買いの拮抗状態の中で方向感の定まりにくい相場が予想される。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、5日線割れも転換線はもみ合い示唆