本日のマザーズ先物は、前日の米国株高や日経平均の反発スタート期待から買いが先行して始まりそうだ。前日の米国市場は、新型コロナウイルスに対処する大型経済対策が早期に実現するとの期待から、幅広い銘柄に買いが優勢となり、NYダウは1351ドル高と3日続伸した。また、シカゴの日経225先物も大幅に反発して終了。こうした良好な外部環境の流れを背景に日経平均も反発して始まることが想定され、個人投資家マインドの好転を通じてマザーズ先物にも買いが波及しそうだ。ただ、東京など周辺地域での外出自粛の動きが広がり、外食や小売など消費関連産業への悪影響が気掛かりで、市場では「買い戻しの動きが続くかは疑問」との指摘もある。加えて、週末を控えたポジション調整の動きも想定されるだけに、買い戻しが一巡した後は模様眺めムードが強まりそうだ。上値のメドは620.0pt、下値のメドは590.0ptとする。


<YN>

情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:外部環境の落ち着きを受けて買い先行スタートか