20日午前の東京市場でドル・円は、一時111円36銭まで上昇し、一段高となった。米国株式の反発を意識して、リスク選好的なドル買い・円売りは継続する可能性がある。米国などによる大規模財政支出への期待は持続していること、中国の金融緩和への期待もあることから、目先的にリスク回避的なドル売り・円買いは大幅に抑制されるとの見方が出ている。ここまでの取引レンジはドル・円は110円69銭から111円36銭、ユーロ・円は118円03銭から118円76銭、ユーロ・ドルは1.0653ドルから1.0703ドル。

■今後のポイント
・欧米諸国での新型肺炎の感染拡大に対する警戒感
・原油価格の乱高下
・主要国の財政出動期待



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は111円台で推移、中国の金融緩和期待も