19日の日経平均は続落した。ローソク足は陰線を引いて終値とザラ場安値はともに今回のコロナ暴落での最安値となった。終値は下降中の5日線を下回ったほか、一目均衡表の転換線は下向きで終了。13週線と26週線のデッドクロスが示現したこともあり、売り圧力の強さを再確認する形となった。ただ、ボリンジャーバンドでは、終値が6日以来約2週間ぶりに-2σ上へ復帰し、強力な下値拡張トレンドの小休止を示唆している。RSI(14日ベース)が9.39%、25日線との下方乖離率が20.50%と極端な「売られ過ぎ」ゾーンに滞留しており、来週は大勢弱気の中にあって短期的なリバウンドの可能性が意識されよう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、ボリンジャー2週間ぶり-2σ上復帰