カナダの2月消費者物価指数(CPI)は前年比+2.2%と、1月+2.4%から低下したものの予想+2.1%を上回った。

カナダのインフレ低下や原油急落を嫌気し、カナダドル売りに拍車がかかった。
ドルカナダは1.4328カナダドルから1.4534カナダドルまで上昇し、2016年1月来の高値を更新。カナダ円は74円86銭から74円34銭まで下落し、9日来の安値を更新した。

米国はカナダとの国境を一時閉鎖すると発表。また、新型ウイルス対策として、トルドー首相はGDPの3%規模の経済支援を行うと表明した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 カナダドル下落、インフレ低下や原油安を嫌気