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NY外為市場でドル・円は107円66銭まで上昇し高値を更新した。米国政府による大規模財政支援やFRBの資金供給が好感されている。ユーロ・ドルは1.0990ドルで戻りの鈍い展開が継続。ユーロ・円は117円30銭から118円19銭まで上昇した。
新型肺炎の影響で景気後退にも陥りかねない経済を支援するためトランプ大統領やムニューシン米財務長官は2週間以内に各家庭に小切手が届くと、まず直接的に国民に資金を供給する案を検討していることを明らかにした。そのほか、所得税減税も検討していることも表明。ただ、所得税減税に関しては議会の承認などが必要になるため実施には時間がかかる。
先に発表された米連邦準備制度理事会(FRB)によるコマーシャルペーパー市場への資金供給策も好感材料となり米10年債利回りは0.9%まで上昇。
一時2万ドルを割り込んだダウ平均株価は上昇に転じ、1000ドル超高で推移した。
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