17日のロンドン外為市場で、ドル・円は106円30銭まで下落後、107円15銭まで上昇した。新型コロナウイルスをめぐる思惑からか欧州株や米株先物が一時下落に転じた際に円買いになったが、その後、ドル資金ひっ迫懸念によるドル買いが優勢になったとみられる。

 ユーロ・ドルは1.1145ドルから1.1001ドルまで下落し、ユーロ・円は119円22銭から117円81銭まで下落した。独・3月ZEW景気期待指数の大幅な落ち込みでユーロ売りが加速した。

 ポンド・ドルは1.2241ドルまで上昇後、1.2085ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.9503フランから0.9590フランまで上昇している。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は106円30銭まで下落後、107円15銭まで上昇