13日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円69銭から108円50銭まで上昇して引けた。予想を上回った米国の3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値、ドル資金ひっ迫懸念に、ドル買いが優勢となった。その後、トランプ大統領が会見で国家非常事態を宣言すると同時に民間企業や世界各国と協力して新型肺炎の感染拡大を抑制する方針を表明すると、経済への悲観的見方が後退。米10年債利回りは1%を一時回復するとドル買いが一段と加速した。



  ユーロ・ドルは、1.1186ドルから1.1055ドルまで下落して引けた。

  ユーロ・円は118円46銭から120円32銭まで上昇した。リスク選好の円売りが再燃。

  ポンド・ドルは1.2528ドルから1.2265ドルまで下落した。

  ドル・スイスは0.9462フランから0.9569フランまで上昇した。

  
  [経済指標] ・米・2月輸入物価指数:前月比‐0.5%(予想:-1.0%、1月:+0.1%←0.0%)・米・2月輸入物価指数:前年比‐1.2%(予想:-1.5%、1月:+0.3%)・米・2月輸出物価指数:前月比‐1.1%(予想:-0.4%、1月:+0.6%←+0.7%)・米・2月輸出物価指数:前年比‐1.3%(予想:−0.6%、1月:+0.4%←+0.5%)・米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:95.9(予想:95.0、2月:101.0)・米・3月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:2.3%(予想:2.4%、2月:2.4%)・米・3月ミシガン大学5−10年期待インフレ率速報値:2.3%(予想:2.4%、2月:2.3%)

  

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情報提供元: FISCO
記事名:「 3月13日のNY為替概況