13日の日経平均は大幅に3営業日続落した。ローソク足は昨日に続いてマドを空けて下げ、胴体部分の長い陰線で終了。長い下ヒゲを出して下値での一定の買い需要を窺わせたが、売り圧力の強さも再確認する格好となった。ともに下向きの25日線が200日線を下抜けるデッドクロス(DC)を形成したほか、13週線と26週線もDC形成が目前となっており、チャート形状は一段と悪化した。ボリンジャーバンドではザラ場安値が-3σに接近した後、終値は-2σを下放れ、下値拡張局面の長期化が警戒される。反面、騰落レシオやRSIなどオシレーター系指標は引き続き「売られ過ぎ」のため、潜在的な反発余力は強いとみられる。ボリンジャーバンドの1σ分の値幅が1815.05円に広がっており、来週も乱高下相場となる可能性が高いだろう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:大幅に3日続落、ボリンジャーは乱高下示唆