3日の日経平均は反落した。ほぼ寄り付き天井から安値引けしてローソク足は下ヒゲがなく胴体部分の長い「陰の大引け坊主」を示現し、強い売り圧力を窺わせた。ボリンジャーバンドでは急降下中の-2σを下回って終了し、下値拡張局面の継続を示唆した。ただ、RSI(14日ベース)は16.18%(昨日17.50%)、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は58.35%(昨日60.09%)といずれも「売られ過ぎ」を一段と強く意識させる水準にあり、大勢弱気の地合いにあって短期的な大幅リバウンドの可能性を含んでいる。

<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反落、「陰の大引け坊主」示現