25日の日経平均は急落した。ローソク足は長い下ヒゲを出したが5日線を下放れた陰線で終了。25日線と75日線がデッドクロス(DC)を示現し、下落局面長期化を示唆した。一目均衡表では、ともに下向きの転換線が基準線を下回って3役逆転を形成し、売り手優位が一段と鮮明になった。ボリンジャーバンドでは、ザラ場安値が-3σを下回った後、-2σ下方で終了し、こちらも下値拡張局面の長期化リスクを示唆している。RSI(14日ベース)は40.25%(先週末57.23%)と中立圏下限にとどまったが、東証1部の騰落レシオは68.81%(同75.78%)と70%割れの売られ過ぎゾーンに到達。明日以降の短期的なリバウンドの可能性を示している。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:急落、DC示現も騰落レシオは売られ過ぎ到達