21日のニューヨーク外為市場でドル・円は112円01銭から111円47銭まで下落して引けた。米国の2月サービス業PMI速報値や総合PMI速報値が予想外に50を割り込み活動の縮小を示したため、米国経済の成長減速懸念に米債利回りが低下。ドル売りに拍車がかかった。


ユーロ・ドルは、1.0797ドルから1.0864ドルまで上昇して引けた。予想を上回ったドイツやユーロ圏の2月製造業PMI速報値を好感したユーロ買いが一段と加速。



ユーロ・円は120円85銭から121円35銭まで上昇。


ポンド・ドルは1.2926ドルから1.2981ドルまで上昇した。英国の2月総合PMI速報値の改善を好感したポンド買いが続いた。



ドル・スイスは0.9826フランから0.9771フランまで下落した。



[経済指標] ・米・2月製造業PMI速報値:50.8(予想:51.5、1月:51.9)・米・2月サービス業PMI速報値:49.4(予想:53.4、1月:53.4)・米・2月総合PMI速報値:49.6(1月:53.3)・米・1月中古住宅販売件数:546万戸(予想:544万戸、12月:553万戸←554万戸)

  

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情報提供元: FISCO
記事名:「 2月21日のNY為替概況