17日の日経平均は3営業日続落した。ローソク足はマドを空けて下落したが長い下ヒゲを出し、終値は75日線上をキープした。ただ、5日線が下降を続けたほか、25日線が下向きに転換し、下落リスクを残して引けた。一目均衡表では、終値は雲上をキープしたが、遅行線は弱気シグナル発生を開始。19日にかけて応当日株価が上昇して弱気シグナルが増大しやすい点に留意が必要だろう。ボリンジャーバンドでは終値が中心線を下回った。一時+1σ超えとなった6日を直近ピークとする下降トレンドが継続しており、株価には下向きの-1σ側への下落圧力が作用しているとみられる。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日続落、終値25日線キープも下落リスク残る