12日の日経平均は3営業日ぶりに反発した。ローソク足は上ヒゲがほとんどない「陽の大引け坊主」に近い形状で終了し、強い買い意欲を窺わせた。ともに上向きの5日線と25日線は短期ゴールデンクロス(GC)を形成し、短期的な強気トレンド入りを示唆している。一目均衡表では株価が雲上で推移し、遅行線は応当日株価との上方乖離幅を拡げて強気シグナルを増大。ボリンジャーバンドでは、中心線と+1σで形成するレンジのうち+1σ寄りで終了し、地合いが強気に傾きつつあることを裏付けている。RSIは50.15%と中立圏中央に位置しており、過熱圏入りまでの株価上昇余地は大きそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日ぶり反発、ほぼ「陽の大引け坊主」で短期GC示現