30日午前の東京市場でドル・円は、108円90銭台で推移。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は29日の会見で、「コロナウイルスの感染拡大は非常に深刻な問題」、「世界の活動を抑制する可能性が高い」との見方を示した。市場関係者の間からは「パウエル議長の発言を意識してリスク回避的な取引は増える可能性がある」との声が聞かれている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円94銭から109円08銭、ユーロ・円は119円98銭から120円12銭、ユーロ・ドルは1.1008ドルから1.1018ドル。

■今後のポイント
・新型肺炎の感染拡大に対する警戒感残る
・米長期金利の低下
・中東情勢悪化の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値53.20ドル 安値52.96ドル 直近値52.97ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は再び109円を下回る