24日のマザーズ先物は前日比8.0pt安の861.0ptとなった。なお、高値872.0pt、安値は855.0pt、取引高は1551枚。本日のマザーズ先物は、新型肺炎の感染拡大に対する警戒感から市場全体の上値が重いなか、時価総額上位銘柄群が下押しする形で大きく続落となった。前日の米国市場では、新型コロナウィルスの感染拡大を巡っての懸念が強まり売りが先行。ただ、世界保健機関(WHO)が非常事態宣言を見送ったことから引けにかけては下げ幅を縮小した。こうした外部環境が良好とはいえない中、個別に材料のあったところへの物色は見られたものの、主力級の時価総額上位銘柄については大きく売り込まれるところが多かった。スマホ決済サービスの統合に向けて、Origamiを買収すると発表したメルカリ<4385>が3%超下げたこともマザーズ先物の重しとなった。指数寄与度の高いところでは、メルカリ、Sansan<4443>、ラクス<3923>、サンバイオ<4592>、そーせい<4565>などが大きく下落した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:続落、主力級銘柄はそろって軟調