本日のマザーズ先物は、新規材料に乏しく、模様眺め気分が強まり、小動きが続きそうだ。前日の米国市場はNYダウが小幅に下落した一方、ナスダック総合指数は小幅に続伸するなど高安まちまちの状況で、手掛かり材料とはなりにくい。こうした中、円相場が1ドル=109円台後半の円高基調にあり、シカゴの日経225先物も小幅に下落していることから、マザーズ先物についても買い手控えムードにつながろう。また、企業の決算発表の本格化を前に、業績内容を見極めたいとの思惑も高まるだろう。このため、材料のある銘柄を中心とした個別株物色の動きはあるだろうが、指数寄与度の高い時価総額上位銘柄については方向感が出にくいと想定され、全体としてはマザーズ先物もこう着感を強めると想定される。上値のメドは875.0pt、下値のメドは865.0ptとする。


<YN>

情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:新規材料難から小動き継続か