16日の日経平均は小反発した。ローソク足は上下のヒゲと胴体の短いコマに似た形状で引け、強弱感の対立を窺わせた。5日線や25日線は上向きをキープして短期上昇トレンドの継続を示唆している。しかし、RSI(14日ベース)は51.30%(昨日49.51%)と中立圏中央付近にとどまり、短期的には割高感も割安感も乏しい。一目均衡表の転換線と基準線はともに横ばいで終わったこともあり、目先は方向感の出にくい相場が予想される。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小反発、転換線と基準線横ばいで方向感出にくい