9日のロンドン外為市場で、ドル・円は109円28銭から109円45銭まで上昇した。米国とイランとの衝突回避で安心感が広がったほか、米中貿易協議の部分合意署名に中国副首相の訪米発表も好感され、円売りが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.1119ドルから一時1.1097ドルまで下落。ポンドの下落に連れ安気味になった。ユーロ・円は121円39銭まで下落後、121円61銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.3113ドルから1.3018ドルまで下落。カーニー英中銀総裁のハト派的な見解を受けてポンド売りになった。ドル・スイスフランは0.9735フランから0.9748フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は109円28銭から109円45銭まで上昇