8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円62銭から109円24銭まで上昇し、109円13銭で引けた。イランの報復攻撃を受けたトランプ米大統領は8日、ホワイトハウスで演説を行なったが、さらなる反撃の可能性は示唆せず、追加経済制裁を発表したため、中東情勢の緊張状態はある程度緩和された。そのため、リスク選好の動き(円売り)が優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1131ドルから1.1102ドルまで下落し、1.1109ドルで引けた。ユーロ・円は、120円76銭から121円38銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.3083ドルから1.3139ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9692フランから0.9740フランまで上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:中東情勢の緊張緩和で円売り優勢