8日午前の東京市場でドル・円は107円65銭まで下落。中東情勢の悪化を嫌気してリスク回避的なドル売り・円買いが継続している。日経平均株価は540円安で推移しており、株安を意識したドル売り・円買いも観測されている。ただし、原油高は円売り材料との見方も出ており、リスク回避的なドル売り・円買いが長引く可能性については懐疑的な見方もある。ドル・円は107円65銭から108円52銭、ユーロ・円は120円17銭から120円99銭、ユーロ・ドルは1.1145ドルから1.1168ドル。


■今後のポイント
・米中通商協議の進展期待
・中東地域における地政学的リスク増大
・米国金利の先高観後退

・NY原油先物(時間外取引):高値65.59ドル 安値62.77ドル 直近値65.54ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は一時107円65銭、中東情勢悪化でドル売り強まる