7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円32銭まで下落後、108円63銭まで上昇して引けた。中東情勢の一段の緊迫化を警戒したリスク回避の円買いが優勢となったのち、米国の11月貿易赤字が3年ぶり低水準に縮小したほか12月ISM非製造業景況指も予想を上回り10−12月期の堅調な成長期待が強まり米債利回りの上昇に伴いドル買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.1178ドルから1.1134ドルまで下落して引けた。

ユーロ・円は、121円22銭から120円79銭まで下落した。中東の地政学的リスクの深刻化を警戒したリスク回避の円買いが優勢となった。

ポンド・ドルは、1.3095ドルまで下落後、1.3139ドルまで反発。



ドル・スイスは、0.9730フランまで上昇後、0.9697フランまで下落した。


   [経済指標] ・米・11月貿易収支:‐431億ドル(予想:-436億ドル、10月:-469億ドル←-472億ドル)・米・12月ISM非製造業景況指数:55.0(予想:54.5、11月:53.9)・米・11月製造業受注:前月比‐0.7%(予想:-0.8%、10月:+0.2%←+0.3%)・米・11月耐久財受注改定値:前月比‐2.1%(予想:-2.0%、速報値:-2.0)・米・11月耐久財受注(輸送用機除く)改定値:前月比−0.1%(速報値:0.0%)・米・11月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比−0.3%(速報値:-0.3%)

  

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情報提供元: FISCO
記事名:「 1月7日のNY為替概況