27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円59銭まで上昇後、109円40銭まで反落して引けた。欧州通貨高や米国債利回りの低下でドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1151ドルから1.1188ドルまで上昇して引けた。欧州中央銀行(ECB)は経済報告の中で、域内の景気に回復の兆しが見えるとしたことからユーロ買いが優勢となった。

ユーロ・円は、122円15銭から122円50銭まで上昇。リスク選好の円売りが続いた。

ポンド・ドルは、1.3081ドルから1.3117ドルまで上昇した。欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長が、英国のEU離脱の移行を「2020年以降まで延長する必要があるかもしれない」とコメント。ジョンソン首相はEUと合意してもしなくても移行を2020年以降に延長する意向はないとしており、ハードブレグジット懸念がくすぶり伸び悩んだ。



ドル・スイスは、0.9766フランから0.9730フランまで下落した。


   [経済指標] ・特になし

  

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情報提供元: FISCO
記事名:「 12月27日のNY為替概況