25日のマザーズ先物は前日比19.0pt高の886.0ptと大きく続伸した。なお、高値889.0pt、安値は868.0pt、取引高は3678枚。本日のマザーズ先物は、昨日に引き続き時価総額上位銘柄群に買い戻しの動きがみられ、大幅に続伸した。前日の米国市場では、NYダウが4営業日ぶりに反落したほか、日経平均は年初来高値圏でこう着感を強めていたことから、海外投資家の取引参加者が少ない薄商いの中、日経平均は小幅に下落となった。こうした環境下、個人投資家の物色はマザーズ市場に向かう格好となった。本日は12月のIPOラッシュの中、換金売りによって下落が続いていた時価総額上位銘柄群に引き続き買い戻しの動きが広がり、マザーズ先物の上昇をけん引した。売買代金上位では、直近IPO銘柄であるJTOWER<4485>が13%超と大幅高を演じたほか、直近のストップ安が目立っていたサンバイオ<4592>もレーティングの引き上げを受けて8%超と上昇した。その他、指数インパクトの大きいところで、Sansan<4443>やラクス<3923>も大きく上伸した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況: 大幅続伸、時価総額上位銘柄の買い戻し続く