本日のマザーズ先物は、新規材料難から小幅なレンジ内でのもみ合い展開が続きそうだ。前日の米国市場は、米主要株価指数はそろって上昇。中国が豚肉など一部品目の輸入関税を引き下げると発表したことが通商問題進展への期待感につながり、主要株価指数は連日最高値を更新した。シカゴの日経225先物も小幅に続伸しており、個人投資家マインドの改善にプラスに働くことが見込まれる。ただ、マザーズ先物はナイトセッションでは、ほぼ横ばい圏で推移しており、日中取引においても同様な展開が想定される。また、欧米市場がクリスマス休暇シーズン入りとなっているため、海外投資家による売買は見込めず、本日はマザーズ市場へのIPOもないだけに、個人投資家の動きも鈍くなりそうで、狭いレンジ内での動きに終始しそうだ。上値のメドは860.0pt、下値のメドは850.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:小幅なレンジ内の動きに