週明け16日の米国市場ではNYダウが100.51ドル高の28235.89、ナスダック総合指数が79.35pt高の8814.23、シカゴ日経225先物が大阪日中比130円高の24070円といずれも堅調だった。17日早朝の為替は1ドル=109円50-60銭(16日大引け時点は109.39円付近)。本日の東京市場は米国での株高と長期金利上昇を強材料に、三菱UFJ<8306>、東京海上<8766>、第一生命HD<8750>など大手金融株に買いが入ろう。昨日利益確定売りに緩んだ村田製<6981>、SUMCO<3436>、ファナック<6954>など電子部品や設備投資関連株も総じて堅調な動きが期待される。新興株では昨日、マザーズに新規上場したランサーズ<4484>とJMDC<4483>、2部のベース<4481>が陰線を引いている。本日マザーズに上場するフリー<4478>とウィルズ<4482>の2銘柄についても、初値人気が高まっても寄り付き直後から逃げ場を探る不安定な展開が予想される。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された神戸物産<3038>、信越化<4063>、エーザイ<4523>、マンダム<4917>、TOYOTIRE<5105>、三菱マテリアル<5711>、古河電<5801>、シャープ<6753>、キーエンス<6861>、スタンレー電気<6923>、スズキ<7269>、平和不<8803>、NTT<
9432>、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:シャープやNTTに注目