13日午前の東京市場でドル・円は大幅高。12日に行われた英総選挙で保守党の圧勝がほぼ確実になり、リスク選好的な円売りが主要通貨を大きく押し上げた。

現地の出口調査によると、英保守党は全650議席中380超を獲得する勢いで、圧勝が確実視される。それを受け、リスクオンのムードが広がり円売りが優勢に。ドル・円はポンド・円の上昇に追随し109円50
銭台に浮上した。

ランチタイムの日経平均先物は強含み、日経平均株価の後場24000円台回復を期待した円売りが観測される。ただ、今週開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)でのハト派的な政策姿勢が、ドルの一段の上昇を抑えているようだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円99銭から109円57銭、ユーロ・円は121円50銭から122円58銭、ユーロ・ドルは1.1129ドルから1.1199ドルで推移した。



【要人発言】

・英総選挙(出口調査)
「保守党が過半数確保の見込み」


【経済指標】

・日・12月調査日銀短観・大企業製造業DI:0(予想:3、9月:5)

・日・12月調査日銀短観・大企業非製造業DI:18(予想:16、9月:15)

・日・12月調査日銀短観・大企業全産業設備投資:前年度比+6.8%(予想:+6.0%、9月:+6.6%)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は大幅高、英総選挙の保守党圧勝で円売り優勢