5日のドル・円相場は、東京市場では108円93銭から108円78銭まで下落。欧米市場でドルは109円00銭まで買われた後に108円66銭まで反落し、108円75銭で取引を終えた。

本日6日のドル・円は主に108円台後半で推移か。日本時間夜に11月米雇用統計の発表を控えており、リスク選好的なドル買い・円売りは抑制される可能性がある。

6日に発表される11月米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比+18.5万人程度、失業率は3.6%、平均時給は前年比+3.0%程度と予想されている。非農業部門雇用者数については、参考指標であるオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが4日発表した11月全米雇用報告で、民間部門雇用者数は6.7万人の増加にとどまっていることから、市場関係者の一部からは「非農業部門雇用者数の増加は10月実績の12.8万人と同程度にとどまる」との声も聞かれている。

ただし、非農業部門雇用者数が市場予想と一致した場合、米追加利下げ観測は一段と後退し、リスク選好的なドル買い(円売り)が強まる可能性がある。米中通商協議の進展を巡る思惑でドル相場は上下しているが、雇用情勢は良好であることを示唆するデータが提供された場合、ドル高に加えて米国株式や米長期金利の上昇も予想される。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:米雇用統計の発表を待つ状況