4日のマザーズ先物は前日比8.0pt安の905.0ptと3日ぶりに反落して終了した。高値914.0pt、安値は904.0pt、取引高は2083枚。

本日のマザーズ先物は、米国株安や円高など外部環境の不透明感を背景に売りが先行した。前日の米国市場は、米中貿易協議の合意が先送りされるとの懸念から売りが優勢となり、NYダウなど主要3株価指数は3日続落した。この流れを引き継ぐ形で日経平均も大幅に続落しており、マザーズ先物にもヘッジ売りが優勢となり、一時前日比9.0pt安の904.0ptまで下押す場面もあった。ただ、海外景気など外部環境に左右されにくい内需関連の好業績銘柄などを中心に個人投資家の買いが入っており、市場では「売り一巡後はマザーズ先物にも押し目を拾う動きが出た」との声も聞かれ、マザーズ先物は一時プラスに転じる場面もあった。今夜には米国でISM非製造業景況指数など重要な統計の発表を前に模様眺めムードも強く、買い戻しの動きも続かなかった。本日のマザーズ市場は、連日ストップ高を演じた反動からブティックス<9272>が前日比615円
(-13.20%)安の4045円、和心<9271>も前日比146円(-11.04%)安の1177円とともに急反落し、CANBAS<4575>、クックビズ<6558>、Amazia<4424>も6%超の急落を演じた。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:3日ぶりに反落、米中懸念で利食い先行