3日の日経平均は反落した。朝方に25日線を下回った後は下げ幅を縮小し、ローソク足は陽線を引いた。ただ、ザラ場高値は5日線に届かず、短期的な調整圧力の継続を示唆している。RSIは46.15%(昨日55.34%)と10月11日以来の水準に低下し、こちらも調整圧力を窺わせた。一方で一目均衡表の基準線と転換線が横ばいを継続し、売り買いの拮抗状態を示している。ボリンジャーバンドで-2σから+2σの各線が中心線に向かう5本線収束を形成しつつあり、日経平均は目先のもみ合いを経て、上下いずれかに大きく放れる可能性を増している。

<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反落、一時25日線割れも陽線で終了