2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円61銭から108円93銭まで下落して引けた。トランプ米大統領がアルゼンチンやブラジル産鉄鋼に対する関税を再開するとしたことや、米国の11月ISM製造業が予想外に悪化、また、米中貿易協定がまとまらず追加関税が発動されるとの警戒感も再燃しリスク回避のドル売り・円買いが強まった。

ユーロ・ドルは、1.1019ドルから1.1090ドルまで上昇して引けた。

ユーロ・円は、121円02銭まで上昇後、120円69銭まで反落。

ポンド・ドルは、1.2919ドルから1.2946ドルまで上昇した。



ドル・スイスは、0.9975フランから0.9912フランまで下落した。


[経済指標]・米・11月製造業PMI改定値:52.6(予想:52.2、速報値:52.2)・米・11月ISM製造業景況指数:48.1(予想:49.2、10月:48.3)・米・10月建設支出:前月比-0.8%(予想:+0.4%、9月:-0.3%←+0.5%)




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情報提供元: FISCO
記事名:「 12月2日のNY為替概況