29日のマザーズ先物は前日比3.0pt安の908.0ptと続落した。なお、高値は920.0pt、安値は908.0pt、取引高は1515枚。本日のマザーズ先物は、中小型物色の流れが続くも次第に利食い売りが優勢となって結局続落となった。前日の米国市場は感謝祭の祝日で休場。米中貿易協議に関する新しいヘッドラインもなく、新規材料難のなか、東証1部市場の大型株はさえず、幕間繋ぎ的なかたちでマザーズ市場における個別材料銘柄に物色が集まった。指数インパクトの大きいそーせい<4565>が一時5%超上げたこともマザーズ先物を押し上げた。ただ、ここ数日の連騰や11月最終週末ということもあり、次第に利食い売りが優勢となり、結局、大引けにかけてマイナスに転じた。売買代金上位では、「ウルティブロブリーズへラー」が慢性閉塞性肺疾患治療薬として中国で19年の国家医療保険償還医薬品リストに収載されたと発表したそーせいの他、AI CROSS
<4476>などが上昇した一方、セルソース<4880>、メルカリ<4385>などは下落となった。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:続落、個別株物色の流れは続くも次第に利食い売り優勢に