日本時間28日午前0時に発表された米・10月コアPCE(個人消費支出)価格指数は予想を下回り、前年比+1.6%となった。10月個人所得は予想外に横ばいとなり、個人消費支出(PCE)は予想通り前月比+0.3%に拡大した。また、10月中古住宅販売成約指数は予想を下回り、前月比-1.7%となった。

 インフレ鈍化や所得の伸び悩み、住宅指標の落ち込みを受けて、発表後、ドル売りが優勢気味になっており、ドル・円は109円23銭まで反落、1.1005ドルまで戻している。

【経済指標】
・米・10月コアPCE価格指数:前年比+1.6%(予想:+1.7%、9月:+1.7%)
・米・10月個人所得:前月比0.0%(予想:+0.3%、9月:+0.3%)
・米・10月個人消費支出(PCE):前月比+0.3%(予想:+0.3%、9月:+0.2%)
・米・10月中古住宅販売成約指数:前月比-1.7%(予想:+0.2%、9月:+1.4%←+1.5%)



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:【市場反応】米・10月コアPCE価格指数、個人所得など、ドル売り気味