20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円74銭まで上昇後、108円41銭まで下落し、108円61銭で引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(10月29-30日開催分)の発表を控え、持ち高調整的な円売りが先行後、「米中貿易協議の第1段階が年内に合意に至らない可能性がある」との一部報道を受けて円買いになった。FOMC議事要旨への反応はほとんどみられなかった。

 ユーロ・ドルは1.1053ドルまで下落後、1.1081ドルまで上昇し、1.1073ドルで引けた。ユーロ・円は119円92銭から120円41銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.2891ドルまで下落後、1.2929ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.9900フランから0.9937フランでもみ合った。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米中協議の先行き懸念による円買い続く