14日の日経平均は続落した。ローソク足は長い陰線を引き、10月9日を直近ボトムに上昇を続けてきた5日線が約1カ月ぶりに下降に転じたほか、終値は5日線を下回った。一目均衡表で転換線と基準線が横ばいを継続していることもあり、スピード調整の長期化の可能性が増してきた。ボリンジャーバンドでは終値が+1σを下放れ、中心線側に向けた調整圧力を窺わせた。RSI(14日ベース)は63.79%(昨日71.94%)に低下し、
10月29日の90.37%を直近ピークとする下降トレンドを描いており、目先はRSIの中立圏中央である50%圏に向けた低下圧力が株価を圧迫するリスクに留意したい。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、下降転換した5日線割れ