12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円24銭から108円92銭まで下落して引けた。米国のトランプ大統領はニューヨークエコノミッククラブでの演説で貿易に関する新たな情報を発表せず、市場に失望感が広がったほか、合意成立にいたらなければ関税の引き上げを意味すると警告したことから警戒感にリスク回避の円買いが強まった。

ユーロ・ドルは、1.1023ドルから1.1003ドルまで下落して引けた。

ユーロ・円は、120円32銭から119円95銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.2832ドルから1.2874ドルまで上昇。英国の失業率の低下や、英国選挙で与党が勝利するとの期待が引き続きポンド買いに繋がった。




ドル・スイスは、0.9958フランから0.9922フランまで下落した。


 [経済指標]・特になし



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情報提供元: FISCO
記事名:「 11月12日のNY為替概況