8日午前の東京市場でドル・円は一段安となり、一時109円15銭まで弱含んだ。米中貿易協議で両国が段階的に関税を撤廃する方向について、米国側は慎重姿勢を維持しておりリスクオンのムードは収縮。ただ、ランチタイムの日経平均先物はプラス圏のため、株高継続を見込んだ円売りに振れているようだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円15銭から109円41銭、ユーロ・円は120円63銭から120円88銭、ユーロ・ドルは1.1048ドルから1.1053ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は失速、対中協議への米慎重姿勢で