6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円14銭から108円82銭まで下落して引けた。米国の7-9月期非農業部門労働生産性速報値が予想外に2015年来のマイナスに落ち込んだほか、米中部分貿易合意の調印が遅れるとの報道で、景気への楽観的見方が後退。米債利回りの低下でドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1092ドルから1.1065ドルまで下落して引けた。

ユーロ・円は、120円90銭から120円48銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.2897ドルから1.2844ドルまで下落した。12月の総選挙を控えて、ジョンソン首相が率いる与党の支持率低下などがポンド売りにつながった。




ドル・スイスは、0.9936フランから0.9916フランまで下落した。

[経済指標]・米・7-9月期非農業部門労働生産性速報値:前期比年率‐0.3%(予想:+0.9%、4-6月期:+2.5%←+2.3%)・米・7-9月期単位労働コスト速報値:前期比年率+3.6%(予想:+2.2%、4-6月期:+2.4%←+2.6%)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 11月6日のNY為替概況